牡蠣珈琲講話
授業も残り少ない上に、学校が東京のど真ん中にあって美味しい店だらけなのに行かなきゃもったいないよ!!!的な感じで、ランチに誘われはしごしてきました!
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ぼくマルえもん、厚岸の生牡蠣♪とろけるんだよ!一口だよ!
それに牡蠣フライとわっぱ飯♪大き目フライで中みっしり!お汁のアサリも特大でわっぱ飯は上品なお味だよ!
2件目
水出し珈琲は深い味わい♪
美味しい物とゆかいなお喋りプライスレスです!
こんなに楽しんで良いのだろうか?
そろそろ進路を考えねばならないのでしょうが…ぎゃっ!!!
本日の授業
実際に医療通訳に接する現場で働いてらっしゃる方の職業人講話でした。
医療通訳士・コーディネイターの方
医療通訳士・コーディネーターとしての心得と、具体的な事例と実践時の注意点などお話し頂きました。
- 必要なもの、語学力・通訳技術・対人援助適正
- 通訳技術とは…例:医師「胃に穿孔があります」通訳「胃に穴が開いていますと訳して良いですか?」と聞き直せること
- 対人援助適正とは…ホスピタリティ。患者に寄りそいつつ、のめり込まないこと
- 鉄則。足さない・引かない・変えない
- 医療通訳者とは、医師や患者の言葉を正しく伝えるメッセンジャー
- 通訳の流れ…聞く→理解する→覚えておく→伝える
- 聞くときのノートテイクは必須。小さくてもB5、クリップボードなどを活用
- 通訳用のノート有り。普通のノートでも中央に線を引き、横に文字を広げず縦にメモを取っていくと良い。
- 数字は間違えやすいけど絶対忘れずにメモを取り、読むこと!
- 伝えるためには、声のトーン、活舌大事
- 必要な語学力・知識とは…日常会話問題無しで、中学レベル位の体の仕組みを、母国語・対象言語で説明できる、というところから。
- 専門知識・用語は日常的に学ぶ
- 事前の準備はとても必要
- わからない、理解できないときは「聞き返す」。わかったふりをしない。
- 例えば「症状が出た時薬を飲む」は定義が曖昧。患者さんがずっと飲み続ける危険性があるので「症状が"強く"出た時」に言い換えて良いかなどを確認する。
- 話しやすい態度で傾聴。「相手を尊重する気持ち」「落ち着いた態度」「あたたかい視線」「距離と位置」「身体言語(表情・反応など)に気を配る」
- 通訳の立場を説明し、通訳中立性の原則を理解して貰う。患者側にも、医療従事者側にも偏らない。
- 通訳と翻訳は違う。翻訳は断る。手術の同意書や検査の注意などは、医療従事者に口頭で読み上げてもらい、それを通訳して患者に伝える。
- 薬の服用などは、薬剤師に説明してもらい、それを通訳するので患者にはメモを絶対に取ってもらうよう促す。
- 問診票記入の場合は、それが診断の全てにはならないので共用範囲。代筆の可能性もある。
- 自分は依頼者に対して、「通訳者として」もしくは「サポーターとして」来ているのか役割をはっきりさせる。
- 通訳者の中には、自分のプライベーを守るために通り名を使う者もいる。
- 外国籍の方が、自分の出来ることは自分でやって貰う→自立につながる。
- 外国籍の方の社会的背景を知っておく。例:ブラジルでは帝王切開での出産がスタンダード。なぜか?夜間の治安が悪くいつでも病院に来れる訳ではない。また病院の設備も24時間万端ではないので、出産の時間をあらかじめ決めてしまうため。
- 通訳士7つ道具の一例:①メモ帳・②医療辞書・③電子辞書・④ペン・⑤蛍光ペン・⑥マスク・⑦名札(名詞)
医療機関広報担当の方
ガンのステージ3・4の患者さんにも特に効果がある、先進の免疫療法を行っている病院(母体は韓国の医療企業)で、広報を担当している方のお話です。
世界各国から患者さんがお見えになるそう…!
- 体重1Kgに対し、約1兆個の細胞がある。
- 再発したガンは治りにくく、成長も速い。
- 抗がん剤は細胞の成長を抑えることでがん細胞の成長も抑える→髪の毛や爪・皮膚が再生しない。
- 薬事法の違いにより受けられる治療が各国で違う。
- C型肝炎は今、ハーボニーという薬で100%完治するそうですよ!その薬は、タミフルを作った会社ギリアド・サイエンシズ - Wikipediaだそうですよ!
- 患者さんから、医療通訳以外のお願いをされたら基本NOという。
- 距離は必ず一定取る。近すぎると、症状が悪くなった時に精神的ダメージが大きくなる。
- 日本の常識は患者さんに事前にお伝えする。
- 外国籍患者にとっては、通訳が一番寄り添ってくれる存在。
- 回数を重ねると指名もあります。心も通います。
- 初診のインフォームド・コンセントの説明が一番長くなる。2回目以降は、実はそんなに難しくない。
- 日本人の感覚的は外国人には通用しない。「ぬくもりのある木の家具」は日本人には通用するけど、外人には「え?触っても冷たいよ」…となる。
- 症例により保険適用が異なる。ここの病院の免疫療法は、がん再発には保険適用可。また経営者なら、社内規則によっては社内福利が適用可。
医療に直接は関係ないですが、「AIDMA」という言葉も興味深かったです。
話者は広告代理店出身元コピーライターやディレクターとのこと。
まとめ
こんな講演の内容、ブログに上げていいんだろうか?と思いつつ、実際の具体的な話はもっと込み入って深かったし、怒られたら引っ込めます。
話者のお二方が共通でおっしゃっていたこととして、
患者の重い病状を通訳しなければならない場合が何度となくあり、その場で泣いてしまった通訳者は、医療通訳士としての資格が残念ながら無い、ということになってしまったそうです。
人間としては優しい良い人かもしれないけれど、この仕事に関しては適正外だそう。
悲しいけど納得せざるを得ません。
そういう意味では、例え語学力や医療知識があっても務まる訳ではなさそうです。どんな職業もそうですが、仕事って大変だ…orzと思う次第。
現在大変迷走しているので、こんな本を買ってみました。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
- 作者: トム・ラス,古屋博子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2017/04/13
- メディア: 単行本
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来週のTOEICが終わったらやってみようかと思ってます。
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